ヘアアイロン ダメージ

ぶっちゃけヘアアイロンの髪への影響ってどうなの?

 

「高温で髪を伸ばすって・・・髪への負担が気になるな・・・」

 

ヘアアイロンを使うことを検討したことのあるかたなら誰でも髪へのダメージという部分は気になるのではないでしょうか。

 

 

ヘアアイロンと同じように熱を利用するアイテムに身近なドライヤーがありますが、

 

ぶっちゃけて言うとヘアアイロンはドライヤーと比べると髪への負担は比較にならないくらい大きいのです。

 


ヘアアイロンが髪に大して大きなダメージを与えてしまう理由は簡単で、

 

熱したプレートが直接髪に接触する分、ドライヤーなんかより遥かに熱効率が高くなるので熱に弱い髪が大きなダメージを受けてしまうからです。

 

 

また、ヘアアイロンは髪に摩擦を与えながら使用するため、物理的なダメージも加わります

 

つまり、ヘアアイロンは髪にとって熱と摩擦のダブルでダメージを与えてしまうのです

 

 

ヘアアイロンで起こりうる3種類のダメージ

前述した通り、ヘアアイロンはその構造上髪に対して大きな負担を掛けてしまいます。

 

ヘアアイロンを使用する際には十分に注意を払う必要があるのです。

 

特にこれから解説する3種類のダメージについてはヘアアイロンを使用する前に絶対に覚えておくべきです。

 

間違った方法で使用すると具体的に以下の3つのダメージを受けることになります。

ヘアアイロンで起こりうる3種類のダメージ

  • 熱を加えすぎによるタンパク変性
  • 水蒸気爆発による細胞破壊
  • 摩擦による物理的なダメージ

 

3種類のダメージの具体的な解説と対処法

それぞれのダメージについて具体的に解説していきます。

 

また、この3種類のダメージを起こさないためにはどうしたら良いのかの具体的な対処法も併せて紹介します。

 

 

ヘアアイロン初心者の方や、髪にどんな影響があるのかまだよく分かっていない方はじっくりと目を通してくださいね。

 

【ダメージその1】 熱を加えすぎによるタンパク変性

 

ヘアアイロンは約200℃近い高温のプレート部分を髪にプレスすることで、熱と圧力を利用して髪のたんぱく結合に働きかけるわけですが、

 

髪の主成分でもある、たんぱく質は当然、熱に反応して変質します。

 

 

タンパク質は熱に長時間さらされることで「たんぱく変性」といって硬く変質してしまいます。
(生卵が熱でゆでたまごかわるのと同じ原理です)

 

 

長時間熱を加えてたんぱく変性が極端に進むと、「炭化」という現象が起こります。

 

その名の通り、タンパク質が炭になってしまう現象です。

 

 

「炭化」までタンパク変性が進んでしまうと、もう後戻りはできません。

 

ゆでたまごが二度と生卵に戻らないように「炭化」してしまった髪は二度と元には戻らないのです。

 

タンパク変性を防ぐにはどうしたらいいの?

 

たんぱく変性を起こす温度は約130℃からと言われますが、例えば100℃くらいの低温でも長時間の使用を続けるとたんぱく質は変質しタンパク変性を起こします。

 

実は温度ばかりに目が行きがちですが、

 

重要なのは温度よりもプレートを髪に当てる時間なのです。

 

 

髪にとっては100℃の熱も200℃の熱もストレスであることは代わりありません。

 

「長時間、髪に熱を加え続ける」

 

これが一番の問題なのです。

 

 

いかに「炭化」を起こさないように素早く仕上げることができるか?がとても重要なんですね。

 

 

初心者の人にありがちな行動として、ダメージを避けたいからとあえて低温(100℃〜130℃)の温度でアイロンをかけるというのがありますが、

 

低温ではなかなか形をつくることができないため、どうしても当てる時間が長くなってしまいます。

 

結果、タンパク変性が進んで髪のダメージが大きくなるという悪循環に陥ってしまうということがあります。

 

 

タンパク変性の進行を防ぎつつ、クセがをしっかりと伸ばすためには

 

 

怖がらずに高温(180℃以上)でサクッと素早く仕上げる

 

これがとても大切なことなのです。

 

 

 

【ダメージその2】 水蒸気爆発による細胞破壊

「どうせ高温でプレスしちゃうからちょっとくらい濡れててもすぐに乾くし大丈夫」

 

こんな感じでお風呂上がりの半乾きの状態や、なかにはわざわざ霧吹きなんかで

 

水分を与えてから使用するかたもチラホラいらっしゃるみたいなのですが、

 

髪の表面に水分がついた状態でヘアアイロンを使用するのは厳禁です。

 

 

濡れた髪へ熱々になったプレートを押し当てると

 

「ジュッ ジュジュジュっ…」という音がなると思うのですが、

 

この瞬間、髪のミクロ部分ではなにが起きているかというと

 

水蒸気爆発といって水の分子が蒸発して一瞬にして数千倍もの体積に膨れ上がるという現象が起きているんです。

 

 

水は熱伝導性が極めて高いため、髪内部にまで浸透した水分が一瞬でプレートの熱を髪に伝えてしまいます。

 

当然その熱で髪はダメージを受けますが、熱よりも深刻なのが、

 

髪内部に浸透している水分が水蒸気爆発を起こして風船が爆発するかのように細胞を破裂させてしまうことです。

 

髪が濡れたままでヘアアイロンを使用すると・・・

  • 熱が瞬間的に髪の内部まで伝わってしまう
  • 水蒸気爆発を引き起こし細胞が破裂してしまう。

 

 

水蒸気爆発を起こさないようにするためにはどうしたらいいの?

これらのダメージを防ぐためには、当たり前のことですが髪をきちんと乾かしてから使えばいいんですね。

 

ヘアアイロンを使用する前にドライヤーでしっかりと乾かして水分をとばしてから使えばいいんです。

 

「髪内部の水分は飛ばせないけど大丈夫?」

 

こんな風な疑問が浮かんできそうですが、

 

先程も言いましたが、水は熱伝導性が高いですが、髪内部となれば話は別です。

 

 

髪の表面でバリア機能の役割りを果たすキューティクルは濡れていると開き、乾くと閉じる性質を持っています

 

 

しっかりと表面の水分を乾かすことでキューティクルがキュッと閉じて

 

キューティクルが本来持っていいるバリア機能を最大限に活かすことができます。

 

キューティクルは髪の組織のなかでももっとも熱に強く、

 

ヘアアイロンの熱が髪の芯まで伝わってしまうことを防ぐことができます。

 

「ドライヤーで髪をしっかりと乾かす」

 

これを徹底することで水蒸気爆発による髪のダメージを防ぐことができます。

 

 

 

【ダメージその3】 摩擦による物理的なダメージ

3つ目は摩擦によるダメージについてです。

 

ヘアアイロンはドライヤーと違い直接髪に接触させて使用します。

 

上から下へ200℃近いプレートを押し当てながら進める作業は

 

熱だけではなく摩擦によるダメージも当然のように発生します。

 

 

ヘアアイロンの性質上、この摩擦を完全に無くすことはできません。

 

特にすでに傷んでしまった髪はキューティクルが開き乾燥傾向にあるので

 

パサつき滑らかさを失っています。

 

ダメージヘアほど摩擦が大きくなってしまうんですね。

 

くせ毛やうねりがつくような髪というのは直毛に比べるとダメージが多いのが特徴です。

 

 

なので、くせ毛やうねりのある髪ほど残念ながら摩擦が大きくなる傾向にあります。

 

摩擦によるダメージを軽減するにはどうしたらいいの?

摩擦によるダメージを軽減するための対策は細かいことを積み重ねるしかありません。

 

ここでは簡単にできる摩擦対策を2つ紹介します。

 

 

まずは、アイロンを使用する前にスタイリング剤を使用して髪表面にいくらかコーティングを施しておくこと

 

(※スタイリング剤とは、ヘアオイル、ヘアミルク、アウトバストリートメント、洗い流さないトリートメントなどを指します。)

 

 

ヘアオイルやミルクはそのほとんどが油分ですので、水分のように200℃程度の温度で蒸発することはありません。

 

ただ、希釈目的で水分が配合されることがありますから、スタイリング剤を使用する場合は

 

かならずスタイリング剤のあとにドライヤーで乾かすことようにします。

 

 

スタイリング剤によって髪表面をコーティングすることで、摩擦を減らし熱からも髪を保護することができます。

 

 

摩擦対策のもう一つはヘアアイロンのプレートに注意する点です。

 

最近ではヘアアイロンも進化し、チタン製、セラミック製のほかにもテフロン製(シルクプレート)といって

 

極限まで摩擦抵抗を抑えた素材も出ています。

 

どの金属にも言えることですが、金属は熱に弱く経年劣化が必ず起こります。

 

長い期間使用すると表面の滑らかさが失われ摩擦が大きくなってしまいます。

 

 

長い期間使用してプレート表面のコーティングがハゲてきたアイロンを使用するのは避けるようにしましょう。

 

 

ヘアアイロンについてはコチラも参考にして下さい。
オススメのヘアアイロンを紹介しています。

 

まとめ

  • 熱を加え過ぎによるタンパク変性
  • ⇒高温・短時間で素早く仕上げる

     

  • 水蒸気爆発による細胞破裂
  • ⇒完全に乾かしてから使用すること

     

  • 摩擦による物理的なダメージ
  • ⇒ヘアオイルなどを用いてコーティングすること

 

 

ヘアアイロンのダメージとダメージを未然に防ぐための方法を解説してきました。

 

ここまで読んで、ヘアアイロンにネガティブなイメージをもった方も多いと思います。

 

ただ、「くせ毛を整える」という視点で言うとヘアアイロンほど頼もしい味方はありません。

 

 

熱を利用してくせ毛を伸ばすのはプロの現場でも利用されている方法です。
(縮毛矯正、ストパーetcはどれも熱で仕上げます)

 

 

ダメージを与えないようにするために大事なのは正しい仕組みを理解すること。

 

どうやったらダメージが広がってしまうかを理解しながら使用するこで、ヘアアイロン使用時に起こりうるダメージを極限まで減らすことができます。

 

 

編集 当サイト管理人 ミサ

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